「カードローン」とは文字通り、借入専用のカードを使用するローンのことです。あらかじめ設定された「借入限度額」の範囲内であれば、基本的に何度でも借入と返済を繰り返すことができます。そのため、ちょっとした出費や、急なお金の不足に対して、1枚保有していると、本当に助かる存在となります。

 

カードローンを発行する会社は大きく「銀行」「消費者金融」「信販会社」の3つがあります。このうち「銀行」のカードローンは全体的に金利が低めで、利用者の間でも人気の高い商品が多くあります。

 

ここでは日本を代表するメガバンクである「三井住友銀行」が発行する「三井住友銀行カードローン」の特徴と審査について紹介しましょう。

 

三井住友銀行カードローンの特徴

三井住友銀行カードローンの特徴

三井住友銀行は日本の3大メガバンクの一角で、支店やATM数も多く、知らない方はまずおられないほどメジャーな銀行です。しかし三井住友銀行カードローンについてはあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。

 

消費者金融や他銀行のカードローンに比較して、雑誌やTV、インターネットなどのメディア広告を盛んに行っていないことがその理由でしょう。

 

ただしそれは三井住友銀行が個人ローンに消極的ということではありません。商品に絶対的な自信を持っており、過剰な宣伝は不要だと考えているためです。

 

過剰な宣伝は時として申込数自体の増加を招き、主要業務が圧迫される危険性を伴います。

 

この点を考量して、商品自体の内容で勝負しているのが三井住友銀行の戦略なのです。

 

 

三井住友銀行カードローンの最大のメリットはやはり金利面でしょう。適用金利は「4.0%~14.5%」となっています。最上限金利、最下限金利とも一般的な銀行カードローンとほぼ同水準、もしくは若干低いといえるかもしれません。消費者金融と比較すると一回り低い数字となっており、金利負担を考えると大きな魅力といえるでしょう。

 

 

三井住友銀行カードローンの特徴

最高借入限度額も「800万円」と高額で、一般的な消費者金融の「500万円」よりも300万円高い設定となっています。もうひとつのメリットは「即日融資」に対応している点です。

 

銀行カードローンは全体的に申込から審査結果が回答されるまでの時間が長いのがひとつのデメリットになっています。早くて数日、長い先で1週間要する銀行もあり、急な出費などには対応できないこともあります。

 

その点「即日融資」に対応している三井住友銀行カードローンであれば、素早い借入も可能です。銀行カードローンではあまり見かけない「カード発行機」も備え付けられており、消費者金融の「無人契約機」と同様の方法で申込を行うこともできますので、非常に手軽に利用できる点も特徴といえるでしょう。

 

三井住友銀行カードローンの審査

このような魅力がいっぱいの三井住友銀行カードローンですが、当然ながら審査に合格しなければ利用することはできません。カードローンの審査は一般的に商品のスペックが高いと厳しく、スペックの低い商品が緩やかな傾向にあります。

 

適用金利が消費者金融に比較すると低いことが魅力の銀行系カードローンでは、やはり審査基準が厳しくなることは否めない点です。その中でも三井住友銀行カードローンの審査はやや緩やかであるといわれています。

 

その理由のひとつは、先ほど述べた「宣伝が少ない」という点にあるといわれています。一般的に銀行ローンの審査は他の業務に悪影響を与えないために厳しく判断される傾向にあります。とくに過剰な宣伝で多くの申込が行われる商品は、低リスクを求めて審査基準を厳しくします。

 

その点三井住友銀行では過剰な宣伝を控えており、申込数をある程度コントロールすることに成功しています。そのため申込倍率を一定に保つことに成功しており、他の銀行よりも審査に合格しやすくなっているというわけです。

 

 

三井住友銀行カードローンのメリットである「即日融資可能」とする審査にもきちんとした理由があります。それは三井住友銀行の完全子会社である「SMBCコンシューマーファイナンス」つまり「プロミス」の存在です。金融業界の再編と消費者のニーズの多様化に対応するために、三井住友銀行は消費者金融最大手の「プロミス」を完全子会社として傘下に取り入れました。

 

 

また三井住友銀行カードローンの保証会社をプロミスに委託し、実質的な審査をプロミスに委託することになります。この結果プロミスの持つ審査ノウハウを取得することに成功し、審査のスピード化を図ることに成功したのです。

 

三井住友銀行カードローンの審査が実質的にその保証会社である「プロミス」で行われるということは、銀行カードローンでありながらその審査の大半は消費者金融の基準で行われるということです。この点も三井住友銀行カードローンが他の銀行カードローンに比較して審査が合格しやすいといわれている理由のひとつなのかもしれません。

 

三井住友銀行カードローンの審査基準

三井住友銀行カードローンの審査基準

 

では実際の審査ではどのような点を判断材料としているのでしょうか。カードローンの審査基準はある程度各社で差があるとはいえ、判断材料はある程度共通しています。

 

カードローンの審査では、主に「属性」「信用情報」の2点が重視されます。

 

属性

「年収」「勤務先」「勤続年数」「雇用形態」といった申込者の情報です。借入希望額に対して、きちんと返済できる能力があるのかどうかを判断することになります。

 

カードローンの審査では「安定した収入」が重要です。そのためにも収入以外に仕事内容などが判断材料として重要となってきます。

 

信用情報

「現在の借入件数・金額」「過去の返済状況」「過去の金融事故」「クレジットカードや公共料金の滞納」といった申込者の信用情報です。属性が問題なくても、信用情報に問題があると判断されるとまず審査には合格できません。

 

三井住友銀行カードローンは、銀行系カードローンの中でも比較的審査基準が緩やかであるといわれています。それは主に「属性」に対しての判断を指しており「信用情報」に問題がある場合には、いくら審査基準が緩やかであるといっても合格が厳しくなります。

 

またカードローンの審査は申込の希望金額によっても左右される傾向にあります。当然申込金額が少額であれば審査基準も引き下げられ、高額融資になるほど厳しく判断されることになります。

 

三井住友銀行カードローンでは希望融資額が「30万円以下」の場合、審査基準が引き下げられるといわれています。そのためまずは少額融資を利用して実績を積んでいき、その後増額申込を行うというのもひとつの手法です。

 

三井住友銀行カードローンの最短30分審査

三井住友銀行カードローンは、最短30分審査を公表しています。申込者の状況にもよりますが、実際に申込を行うと最短10分~15分程度で本人確認の電話がかかってきて、その後審査が進み在籍確認が行われます。在籍確認に問題なければ審査が完了し、カードの受取や契約手続きを行うことが可能になります。

 

カード受取は郵送のほか、ローン契約機で行うこともできますので、受取完了次第ローン契約機の脇に設置されているATMやCDから借入を利用することができます。SMBCダイレクトにログインして申込を行うことで、今持っているキャッシュカードから借入を行うことも可能です。

 

「在籍確認」の電話は「三井住友海上」からの電話となりますので、三井住友銀行カードローンの利用が周囲にばれる心配もありません。

 

 

在籍確認を不安に感じる方は、勤務先に在籍している証明書を提出することで在籍確認を免除することや、在籍確認の電話をかける社員の性別を指定することもできますので、一度担当者に相談してみるとよいでしょう。